【開催レポート】岸岡智樹のラグビー教室(岩手) 7.8

今回で3回目となる岸岡智樹のラグビー教室は、岩手県釜石市にある鵜住居復興スタジアムで行われました。
ここ鵜住居復興スタジアムは「釜石シーウェイブスRFC」のホームグラウンドであり、ラグビーワールドカップ2019が行われたスタジアムの1つでもあります。
三陸海岸沿いに建てられたスタジアムからは多くの遺産を感じられます。
岩手県での教室は単日開催となり、2時間のベーシックプログラムには43名の生徒さんと保護者の方々にご参加頂きました。
今回の岩手県開催には、ゲストコーチとして釜石シーウェイブスRFCより「山田 龍之介選手」と「中村 良真選手」のお二方にお越し頂きました。
教室にご参加頂いた生徒さん達にとって、地元かつ国内トップチームの選手からのコーチングはとても新鮮だったのではないでしょうか。
ベーシックプログラムの締めくくりには「コーチvs生徒」のタッチフットを開催。
バックフリップパスや超ロングパス、鋭いステップワークなどトップ選手による圧巻のプレーを肌で感じ、強い刺激を受けたと思います。
教室終了後には、当教室オリジナルグッズのノートやボールを手にした生徒さんが、岸岡智樹選手を含む3名の現役選手のサインを貰い、嬉しそうにしている姿が見受けられました。
また山田選手から、2021年に同チームの選手とボランティアの方々によってバックスタンドの座席の塗り直しが行われたというお話を聞き、鵜住居復興スタジアムは「地域に根付いたスタジアム」であるという事も感じられました。
そして、釜石シーウェイブスRFCボランティアスタッフの佐伯さんやサポートコーチとしてご参加頂いた及川さんには、教室以外の準備や片付けなど様々な場面で助けていただき、大変お世話になりました。
教室の運営やコーチングがスムーズに行えたのは、お2人のお力添えがあってこそのものです。心から感謝申し上げます。

私自身北海道開催に続き2回目の参加となった岩手開催でしたが、生徒さん達の楽しそうに練習している姿を目の当たりにし、元気とパワーを貰いました。
また、今回の岩手開催でも生徒さん達の積極的で熱心な姿勢を伺え、コーチ陣からの問いかけにも各々が意欲的に返答している姿には、改めて感銘を受けました。
私は、この2回の参加を通して岸岡智樹のラグビー教室の良さは「生徒さん自身が自発的に行動をし、そこに楽しさを感じさせながら学べる事」なのではないかと感じています。
今回の教室を通して、岸岡選手を始めとするコーチ陣の練習メニューの工夫や想いを感じることが出来ました。
私は、岸岡智樹のラグビー教室の活動理念である「地域格差の是正」に大きく賛同し、マネージャーインターンに応募しました。
これまでに参加した北海道開催、岩手開催を通して、活動開始前に大きく賛同したこの教室の理念の有意性を、改めて強く実感しています。
特に生徒さん達の練習中の真剣な表情や、時折見せる楽しそうな表情から、ラグビーを純粋に楽しんでいる印象が受けとれ、この活動を続けていく意味を感じられました。
今後ラグビーを続けていく生徒さんの中には思ったようなプレーができない、周りとの実力の差に焦るなど、負の感情を持つ事があるかもしれません。
しかしそんな時には、岸岡智樹のラグビー教室で感じたラグビーの楽しさや学びを思い出して欲しいと思います。
私はこれからも、岸岡智樹のラグビー教室に参加してくださった方々が笑顔で楽しかったと言える教室作りに、尽力して参ります。
今後とも岸岡智樹のラグビー教室へのご支援、ご協力のほど、よろしくお願い致します
文:武田龍蔵(マネージャーインターン)