岸岡智樹のラグビー教室

イベントレポート_河村美咲2023

【スタッフ個人レポート】
マネージャー 河村美咲

『子ども達の成長と未来への後押し。そして自分自身の糧となる活動。』

「ラグビーってよくわからないなー、ルールもよくわからないし。なんでスポーツの中でラグビーが好きなの?」

学生時代、私がラグビーが好きというとよく言われた言葉の一つです。

2019年、ラグビーワールドカップの影響で今やニュースにも取り上げられるようになったラグビー。
しかし、私がラグビーを好きになった当初は世間でもルールや内容があまり理解されていない状況であるな、と感じていました。

私自身がラグビーに興味を持ったきっかけは「母校のラグビー部の活躍」。

当時、関東大会で高校ラグビー部が花園一歩手前まで進出した我が校。その当時は毎週末行われる試合に、学校全体でラグビー部の応援をしていました。私も友人がラグビー部に所属していたこともあり、試合があれば応援に行き、終わった後には友人の活躍を褒め称える。そんな学生時代を送っていました。

そんな高校でのきっかけもあり、大学以降は他校のラグビー部やトップリーグ(現リーグワンの前体制)の応援、従兄弟が中学からラグビーを始めたので観戦に行くなど、日常生活に「ラグビー」が当たり前のように佇んでいました。

試合中は敵同士。でも試合が終わればノーサイド。情熱的かつ紳士的なスポーツであるラグビーの魅力に、いつしか私も虜になっていました。

そして岸岡さんと知り合ったのも「ラグビー」での繋がりでした。

岸岡さんとは共通のラグビー関係の繋がりから知り合い、この教室について伺いました。私自身、学生時代のマネージャー経験や仕事でもスケジュール管理をしていることから、岸岡さんから「来年度の岸岡智樹のラグビー教室の運営に携わってくれないか?」とのお誘いをうけました。最初はどうしようかと迷い、かなり思案しました。しかし、ラグビー業界でも新しい試みであること、今まで経験したことのないことがこの活動に参加することで得られるのではないかということ、そして私自身がラグビーが大好きであるということ。長い時間考えた末、この活動に参加することを決意しました。

そして、実際に参加し無事に全開催地を周りきれた今、改めてこの活動に参加できてよかったと心の底から感じています。

今回の参加において私自身一番の収穫は「運営メンバーと出会えたこと」と「自分自身を改めて客観視できたこと」。

6月から教室がスタートする前にも、毎週のようにMTGを行い、開催された後も事前準備や改善点の共有など、一つ一つの教室を無事に終えられるよう、長い時間運営メンバーと話し合いを重ねていました。そしてこの教室の運営メンバーは

「この教室に参加した生徒さん、そしてその保護者の皆さんが楽しんでもらえるように」
「教室にまた参加したい!と思ってもらえるように」

そんな意識を持って、責任感のある行動を全ての開催地でしてきたと思います。

それは私自身も同じで、開催地に赴くにあたり「どうすればミスなくスムーズに教室を開催できるか。参加者の皆様に満足してもらえるか」を念頭におきながら、教室が無事に開催する運営を行ってきました。

そしていつしかこの教室に参加して成長するのは子ども達だけでなく、自分も一緒に成長しよう!変わっていこう!という気持ちに変化していきました。

さらに今回運営サイドの仕事として、ラグビー教室のHP立ち上げから構成、HPに掲載されているレポートの文章添削も担当させていただきました。レポートの添削にあたり、運営メンバーの伝えたいものと、第三者が読んだ時に分かりやすく興味がそそられる構成を、抽象し清書してきました。各レポートにはメンバー1人1人の個性が皆見え、どんな風に教室が進んでいったのか、どんな出来事があったのかを知っていただけるかと思います。なので、私のレポート以外にも他の運営メンバーが書いたものも、お時間がある際にぜひ読んで頂きたいです。

2023年はラグビーワールドカップが開催されることもあり、世間から注目されるスポーツの一つになってます。

今では「ラグビーってどんなスポーツなの?」と周りからも言われることも少なくなり、それだけラグビーが世の中で当たり前なスポーツに変化していっているのではないでしょうか。

そんな中でこの教室の活動が、さらに多くの人の関心を集め、参加した生徒さんたちがラグビーというスポーツを楽しんで長く続けていくきっかけになってくれれば嬉しいなと感じています。

最後になりますが、今回運営スタッフとして教室に携わって欲しいと声をかけていただいた岸岡さん、一緒に半年以上もの間運営として協力してきたスタッフの皆さん、改めてありがとうございました。

そして、この教室を知り参加してくださった生徒さんと保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。

来年以降もこの教室が開催され、一人でも多くのラガーマン・ラガールの背中を押せる活動になるよう、運営メンバー一同精進してまいります。

これからも皆様からの熱いご支援、宜しくお願い申し上げます。

文:河村美咲(マネージャー