岸岡智樹のラグビー教室

イベントレポート2026_北海道・岩手・青森

【開催レポート】2026年度岸岡式ラグビー教室(北海道・岩手・青森)

北海道開催では、3日間にわたり、幅広い年代を対象としたセッションを実施しました。

1日目は、北見市の南町地区河川敷グラウンドラグビー場にて、小学生・中学生を対象としたセッションを開催しました。北見工業高校ラグビー部の皆さんにもサポートしていただき、地域の高校生と子どもたちが一緒になってグラウンドを盛り上げました。セッション中は参加者の笑顔が多く見られ、年齢や所属チームの垣根を越えてコミュニケーションを取る姿が印象的でした。北海道では、現役選手から直接ラグビーを学ぶ機会が限られているからこそ、今回のようにプロや現役選手と交流できることは、参加者にとって貴重な経験になったのではないでしょうか。また、今回の開催をきっかけに「ラグハブ」への加入につながった参加者も多数おり、ラグビーを学ぶだけでなく、その後のつながりを生み出す場となったことも、今回の開催における大きな成果となりました。

2日目は、月寒屋外競技場にて小学生・中学生を対象としたセッションを実施しました。特に印象的だったのは、給水を終えた選手たちが、声を掛け合いながら素早くグラウンドへ戻っていく姿です。限られた時間の中でも、一つひとつの行動に対する意識の高さが感じられました。その後、高校生を対象とした強化事業を行い、3セッション目には札幌山の手高等学校にて大学生を対象としたセッションを開催しました。高校生のセッションでは、先生方にもサポートしていただき、選手だけでなく指導者も一緒になってセッションをつくり上げる姿が見られました。また、自分の所属するチームだけでなく、他チームの選手に対しても自ら声をかけ、意見を伝えたり、プレーについて考えたりする姿も多く見られました。所属チームの垣根を越えてつながり、互いに刺激を与え合うことも、今回の北海道開催ならではの魅力だったと感じます。

3日目は、月寒屋外競技場にて高校生を対象とした強化事業を開催しました。普段なかなか現役選手から直接学ぶ機会がない中で、選手のプレーや姿勢を間近で感じる参加者の姿がみられました。技術を学ぶだけではなく、現役選手の姿勢や考え方に触れることで、「もっと学びたい」「自分もこうなりたい」と感じるきっかけにもなったのではないでしょうか。

今回の北海道開催では、笑顔あふれる交流、所属チームの垣根を越えたつながり、そして現役選手から直接学ぶ貴重な機会が生まれました。北海道という地域だからこそ生まれた出会いが、参加者一人ひとりのこれからのラグビーにつながっていくことを願っています。

岩手県釜石市にある釜石鵜住居復興スタジアムにて、ラグビー教室を開催しました。

当日は激しい雨に見舞われ、予定していた3時間のセッションを2時間半に短縮して実施。それでも参加者の皆さんは、雨に負けることなく最後まで集中力を切らさず、目の前のプレーに全力で取り組みました。限られた時間だからこそ、一つひとつのプレーにより高い意識を持って取り組む姿から、「ハングリー」な姿勢が感じられました。

また、今回は東日本大震災からの復興のシンボルでもある釜石鵜住居復興スタジアムで開催できたことも、大きな意味を持つ機会となりました。セッションでは、釜石合同チームの皆さんにもサポートしていただき、地域のラグビー関係者と一緒に教室をつくり上げました。

厳しい天候の中でも、最後まで集中力を切らさず挑戦し続けた参加者たち。復興の地・釜石で、ラグビーを通じた新たなつながりと挑戦が生まれた1日となりました。

8月2日、青森県で開催された「第28回八戸ラグビーフェスティバル」に参加しました。会場では試合など、さまざまなイベントが行われる中、「岸岡式ラグビー教室」は小学生の部・中学生の部の2コマを担当し、講師としてお招きいただきました。これまで全国各地でラグビー教室を開催してきましたが、今回のように地域のラグビーフェスティバルに講師として参加し、子どもたちにラグビーを届ける機会をいただけたことを、スタッフ一同大変嬉しく思っています。

また、8月1日の岩手県開催に参加してくれた子どもたちも今回のイベントに参加しており、コーチ陣と再会して挨拶を交わしたり、質問や相談をしたりする姿も見られました。「また会おうね!」と声をかける姿もあり、開催地を越えて子どもたちとのつながりが生まれていることを、とても嬉しく感じました。

これからも地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、一人でも多くの子どもたちにラグビーの楽しさや魅力を届けられるよう、全国各地で活動を続けてまいります。

文:平石 麗(学生インターン)

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