【開催レポート】2026年度岸岡式ラグビー教室(埼玉・神奈川)
2026年8月22日、埼玉県の大宮けんぽグラウンドラグビー場にて、さいたま市ラグビーフットボール協会の後援のもと、「岸岡式ラグビー教室」が開催されました。
当日は、小・中学生22名が参加しました。
本イベントでは、栃木ホンダヒート所属の竹中選手がメインコーチを務めました。
また、西武文理高校ラグビー部顧問の飯塚先生をはじめ、同校ラグビー部員2名にもイベント運営をサポートしていただきました。
また本イベントから、先日発生した熱中症事故を受け、当教室においても暑熱対策・安全管理マニュアルを作成し、熱中症予防をはじめとする安全対策を徹底しました。
そのためイベント開始直後は、WBGT(暑さ指数)がイベント中断の目安として設定した31℃前後を推移していたため、開始時刻を遅らせるほか、一度開始したイベントを中断する場面もあり、進行面では難しさを感じました。
また、参加してくれた子どもたちにとっても、思うように活動できない状況に、もどかしさを感じる場面があったように見受けられました。
このような難しい状況の中でも、参加してくれた子どもたちに少しでも学びの機会を提供したいと考え、子どもたちをテント下に集めました。
そこで、竹中選手、茂野選手から練習の中で意識してほしいポイントについてレクチャーしていただき、私からは新たな試みとして「ラグビー偏差値クイズ」を出題しました。「ノックフォワード」の定義に関する問題を出題しましたが、胸に当たったボールが前方へ弾かれた場合はノックフォワードにならないというルールを知っている子どもはほとんどいませんでした。
解説を聞いて初めて知った子も多く、この事実に驚いている様子が印象的でした。ちなみに、竹中選手もこのルールには驚いておりました(笑)。
練習中断から30分後、WBGTが31℃を下回ったため、練習を再開しました。
しかし、その後も天候不良のため、残念ながら本イベントはベーシックコースのみの開催となりました。
そのような状況の中でも、中断中の講義で竹中選手、茂野選手が伝えた「ハンズアップ」と「フォロースルー」、そして私が「ラグビー偏差値クイズ」を通して伝えた「ボールを前に落としてもプレーをやめないこと」を、子供たちは練習で意識的に実践していました。
練習時間は短くなってしまいましたが、学んだことをすぐにプレーへ落とし込む姿が見られ、非常に密度の濃い練習になったように感じました。
2026年8月23日、神奈川県の小田原市城山陸上競技場にて、小田原市ラグビーフットボール協会の後援のもと、「岸岡式ラグビー教室」が開催されました。
当日は、小・中学生26名が参加しました。
本イベントでは、昨日に引き続き、栃木ホンダヒート所属の竹中選手がメインコーチを務めました。また、サポートコーチとしてYOKOHAMA TKM所属の小島晴菜選手と斉藤琴音アカデミーコーチ、さらにボランティアとして西湘高校ラグビー部の部員5名にもご参加いただきました。
本イベントは、今年度、私にとって最後の対面イベントへの参加となりました。これまでのイベントでの反省を踏まえ、今回はスタッフの方々や子供たちと積極的にコミュニケーションを取りながら、子供たちの技術向上に貢献することはもちろん、会場全体が明るい雰囲気になるような声かけや指導を心がけることができました。
本イベントの最後には、大人対子供のタッチフットが行われました。
試合では、大人チームが子供たちを相手に次々と得点を重ね、そのたびに子供たちからブーイングが飛び交うなど、会場は大いに盛り上がりました。
私はレフリーとして試合を進行しながら、その微笑ましい光景を楽しく見守らせていただきました(笑)。
今年度、私は1都6県で開催された対面イベントに参加させていただきました。
各イベントでさまざまな経験を積む中で、子供たち一人ひとりにどのように向き合い、コーチとしてどのようなアプローチをしていくべきか、岸岡選手をはじめ、多くの方々から学ばせていただきました。
今年度のイベントを通して得た学びや経験を忘れず、今後も自分自身の成長につなげるとともに、これから関わるさまざまな世代のラグビー選手に還元していきたいと考えています。
改めまして、今年度の教室を通して関わらせていただいた選手・コーチ・スタッフの皆さま、そして参加してくれた子供たちに心より感謝申し上げます。
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
文:上野 春馬(学生インターン)
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