岸岡智樹のラグビー教室

イベントレポート_群馬・山梨

【開催レポート】岸岡智樹のラグビー教室(群馬・山梨) 8/26-27

第9回目となる岸岡智樹のラグビー教室は、関東地域の2県で開催。26日に群馬県にある桐生大学グラウンド、27日に山梨県にある御勅使南ラグビー場にて行われました。
両県で教室を開催するにあたり、桐生第一高校、東海大甲府高校の皆さま、そしてグラウンド関係者さまのご尽力により、無事終了することができました。

ゲストコーチには、岸岡選手と同じクボタスピアーズのチームメートである「侭田 洋翔選手」にお越しいただきました。
侭田選手は群馬県高崎市出身。
同じ地元で育った選手が、リーグワンで活躍されているということは間違いなく、子供たちの憧れであり、頑張ろうという活力になる存在だと思います。

ご参加いただいた侭田選手からも、「地元のスクールの子どもたちと触れ合うことができて楽しかった」とのお声をいただき、この教室の1番の魅力である「移動型ラグビー教室」ならではの光景を見ることができました。

関東での開催では、群馬県、山梨県それぞれ地元の高校生や高校関係者の方々がサポートをしてくださいました。
グラウンド内での姿はもちろんのこと、グラウンド外で高校生がどんな姿で活動しているかも、参加した生徒さんはご覧いただけたかと思います。

私は色々な場面で仲間をサポートし合う高校生の皆さんの姿を見て、強くなるためにはグラウンドセッション中に習った基礎的なラグビーのスキルだけでなくグラウンド外での行動も重要であるのではないかと感じました。
そしてグラウンド内で頑張っている仲間を、グラウンド外からも声かけや拍手などでサポートすることがとても大切なのだと改めて気づかされました。

今回のレポートでは、私たちスタッフがどのような行程を経て、参加者の皆さまの待つ各開催会場へと辿り着いているかについて、バックシーンを少しだけ紹介させていただきます

本開催のように、2日間にわたって複数県での開催をさせていただく場合、1日目終了後すぐに2日目の開催地へと移動をしています。
移動中の車内での会話は、過去の教室での思い出や各開催地で食べた美味しい食べ物について、翌日のグラウンドセッションに向けての話などなど。

移動時間はチームビルディング的な役割を果たしており、スタッフ同士の距離がより深まる時間となっています。
スタッフの出身地は様々で、参加者の皆さん同様、年齢も異なっているスタッフが集まっているため、会話の中にたくさんの学びがあるなと、私自身感じています。

そして、移動を終えた後は、翌日に向けてそれぞれが自分の担当の準備を整え、次の日にはまたグラウンドでの準備に取り掛かるという流れで、参加者の皆さまをお迎えしています。
初めて足を運ぶグラウンドでの初対面の仲間との練習に、緊張している参加者の方もいるかもしれません。
しかし訪れたことのない土地での開催では、参加者の皆さんと同じような気持ちで開催当日を迎えているスタッフもたくさんいます。

教室への参加が不安になってしまった時は、「グラウンドには同じ気持ちの仲間がたくさんいるんだ!」と思い出していただけたら嬉しいです。
そして数年後、この教室で出会った仲間とまた違うグラウンドで再会できたり、同じチーム内でもより切磋琢磨し合える存在が増えていったりと、このラグビー教室が参加者の皆さんの“楕縁”をつなぐ存在であってくれたらと思います。

本教室への参加が、1人でも多くの仲間と大好きなラグビーで繋がる機会となればと思っております。

スタッフ一同、そのお手伝いができる時間を大切にしながら、残りの開催でも全力でサポートさせていただきます。
今後とも変わらぬご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

文:武田桜子(マネージャーインターン

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