【開催レポート】岸岡智樹のサマーキャンプ(菅平) 8/10~12

岸岡智樹のサマーキャンプは、8月10日(土)から8月11日(月)の2泊3日、プチホテル ゾンタックにて行われました。
サマーキャンプにご参加いただきました参加者・保護者の皆様、開催するにあたりご尽力いただきました皆様、誠にありがとうございました。


~DAY1~
岸岡智樹のサマーキャンプ 菅平開催の初日、番外編イベントとして、少人数で行う「パスセッション」を実施。2時間という短い時間の中で、上達をより実感できるよう、メニューは5~10分ごとに区切られ、1つ1つの練習に短期集中する形でセッションが行われました。
これまでになかった「パス」だけに特化したセッションは、リーグワンでもパスの速さで知られる岸岡選手ならではのコンテンツです。
間近でその速さや技術を見られることで、子どもたちにとって憧れの存在を、より近くに感じることの出来る貴重な時間となったことと思います。
夕食後には、懇親会を行い、翌日から行われるグラウンドセッションを共にする仲間やコーチスタッフと距離を縮めていきました。
コーチ1人1人がそれぞれ持ち寄った企画は、多岐にわたり、保護者の方々にもご参加いただくことで、会場全体がアットホームな雰囲気になりました。
その中でも、岸岡智樹のラグビー教室と共同運営のオンライン完結の学生コミュニティ”RugbyHub”で実施した「価値観ゲーム」からはは、同じ内容を聞いていても、親目線・子ども目線で考え方や疑問を抱くポイントが違うこと、それを言語化することで、家族だからいつも同じ気持ちとは限らない。
「みんなちがって、みんないい」のだということを学びました。
親子参加での合宿ならではの光景に、サマーキャンプの良さを感じる瞬間となりました。




~DAY2~
1日目は朝食後、東海大仰星高校ラグビー部の練習見学へ。
菅平の涼しい気候と自然豊かな風景を感じながら、練習グラウンドまでは徒歩で向かいました。
午後からの練習前に高校生のスピードの速さや取り組む姿勢を目にし、「自分もこうなりたい」と思える身近な目標を意識することができました。
そのおかげか、心なしか昼食の減りが早かったように感じました。
普段スクールでは関わることのできない存在を意識できることは、モチベーションの向上につながり、練習以外の場面でも大きく成長することができたのではないでしょうか。
夕方の練習後には、サマーキャンプならではのイベント、BBQとキャンプファイヤーを実施しました。
保護者の方と子どもたちのテーブルは別々。子どもたちは、1日練習を見守ってくれたコーチとテーブルを囲み、どのテーブルも楽しそうな笑い声で溢れていました。
保護者の方々も普段関わることのない、遠方の方々同士の交流の場として、充実した時間を過ごしていただけたことと思います。
1日の終わりには講義の時間を設け、自主練習をテーマに自分に足りないことや今後どのように練習に取り組んでいくのかを考える時間となりました。また、トップ選手がどのような環境下で練習に取り組んでいるのか、その時意識しているものは何なのかなど、グラウンドでの全体練習以外からもたくさんの知識を吸収し、翌日のセッションに備えます。



~DAY3~
長かったはずのサマーキャンプもついに最終日を迎えました。
朝食後は講義からスタート。
岸岡選手による「判断と選択について」のお話を聞き、一生懸命ノートにメモを取る子供たちの姿が印象的でした。
3日間を通して、参加者、保護者の皆さま、スタッフ全体の距離も縮まり、充実した時間をご一緒できたことを改めて実感しました。
最後のグラウンドセッションではこの2日間、グラウンド内外、各方面から吸収したことを思い出しながら、元気いっぱい練習に臨み、無事3日間のサマーキャンプを終了しました。

最後に
「菅平」という場所は、全国のラガーマン・ラガールにとってとても特別な場所だと思います。
夏合宿での「つらい」「厳しい」というイメージが連想されがちな「菅平」は、ラグビーを続けている限り訪れ続ける場所。
訪れるたびにその思い出は塗り替えられていくことと思います。
参加してくださった皆さんがあと何回足を運ぶことになるかは分かりませんが、今回のサマーキャンプが「菅平」の思い出の一ページとして、これから先も記憶に残るものとなっていれば嬉しいです。
本サマーキャンプで使用したプチホテル・ゾンタックは、日本代表合宿でも使われている施設。
世界と闘う選手たちと同じグラウンドや宿泊施設でのサマーキャンプは、同世代のラガーマン・ラガールとは一味違う夏の思い出となったことと思います。
普段足を運ぶことができない場所や景色を体験できることも、岸岡智樹のラグビー教室の魅力の一つ。
今年ご参加いただいた皆様とも、またそうでない方々とも、「ラグビーの聖地 菅平」でお会いできる機会がつくれるよう、また、教室で繋がった楕縁がより大きなものとなるよう、引き続き精進してまいります。
今後とも岸岡智樹のラグビー教室への変わらぬご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
文:武田桜子(マネージャーインターン)
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