岸岡智樹のラグビー教室

イベントレポート_前田拓朗2025

【スタッフ個人レポート】
コーチインターン 前田拓朗

『ラグビーをすることと教えることの違いを学べた』

「プレーヤーとしての自分だけでなく、人に教える立場に立ってみたい」

そんな思いで始めたラグビー教室での活動も、1年が経とうとしています。

今まではラグビーは「する」だけでしたが、今回の「ラグビーを教える」という経験は、僕に新しい視点と多くの気づきを与えてくれました。振り返ると、子どもたちや、保護者の方々、そして共に活動してきたスタッフの皆さんとの関わりの中で学んだことは、本当に数えきれないほどあります。

最初の頃、僕は「自分がやってきたことをそのまま伝えればいい」と思っていました。
しかし、子どもたちは僕の想像以上に多様で、一人ひとりの理解の仕方や感じ方がまったく違いました。うまく伝わらないと感じた時、僕は「ラグビーをすること」と「ラグビーを教えること」はまったく別のスキルなのだと痛感しました。自分が体で覚えてきたことを、言葉にして、相手の立場に合わせて伝える難しさをこの経験を通して知ることができました。

特に印象に残っているのは、ある小学生の男の子に指導している時のことです。最初は自信がなさそうで、ミスをしてすぐに謝る子がいました。けど、岸岡さんや周りのコーチのアドバイスを聞いて、少しずつ自信をつけ、最後には仲間と声を掛け合うようになっていく姿を間近で見たとき、僕は「教える」ことの素晴らしさ感じました。

この活動を通して、僕は“伝える力”と“寄り添う姿勢”の大切さを学びました。
プレーヤーのときは、自分のプレーを磨くことが中心でしたが、教える立場では、相手の変化や成長を見守ることが何よりの大切だということがわかりました。

この教室で得た経験は、僕にとってかけがえのない財産です。
これからどんな道を進んでも、この教室で学んだ「伝えることの難しさと楽しさ」は、きっと僕の中で生き続けていくと思います。

ラグビーを通して出会えたすべての人に感謝しながら、これからも“学び続ける姿勢”を忘れずに、新たな挑戦へと進んでいきたいと思います。
これまで関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

文:前田拓朗(コーチインターン)