【開催レポート】2026年度岸岡式ラグビー教室(千葉・沖縄)
6月28日、東海大学付属浦安高校にて千葉県開催を実施しました。参加者は8名と少人数での開催となりましたが、東海大学付属浦安高校ラグビー部31名の皆さんにサポートしていただき、総勢39名で充実したセッションとなりました。高校生が積極的に声をかけ、プレーを支える姿が印象的で、参加者も自然とチャレンジする姿勢を見せていました。
今回のテーマは、岸岡選手から伝えられた「プロの姿勢」。技術や能力だけでなく、「どんな姿勢で取り組むか」に焦点を当て、一つひとつのプレーに全力で向き合うことの大切さを参加者へ伝えました。高校生もその姿勢を体現し、参加者にとって良い手本となる場面が多く見られました。
当日は激しい雨が降ったり止んだりを繰り返す天候でしたが、参加者は最後まで集中力を切らすことなくプレー。セッション終盤には雨も上がり、最後まで笑顔あふれる時間となりました。
また、ラグビー教室の合言葉である「ハンズアップ」「フォロースルー」がグラウンド全体に響き渡り、参加者同士だけでなく、高校生とのコミュニケーションも活発に。年齢や経験の垣根を越えて声を掛け合いながら挑戦する姿が、千葉県開催ならではの温かい雰囲気をつくり上げていました。
7月3日、あけみおSKYドームにて沖縄県開催を実施しました。
今年から岸岡式ラグビー教室では、2部隊同時開催という新たな体制がスタートしました。今回は沖縄県と秋田県の2会場で同日にラグビー教室を開催し、全国各地へラグビーを届ける新たな挑戦となりました。
沖縄会場には26名の参加者が集まり、小学4年生から中学3年生まで幅広い年代の子どもたちが参加してくださいました。1日目は「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2コースを実施し、それぞれのレベルに合わせたセッションを行いました。
当日の気温は31度。関東ではなかなか経験することのない強い日差しと暑さの中、会場となったあけみおSKYドームは熱気がこもり、非常に蒸し暑い環境でした。しかし、参加者の皆さんは暑さに負けることなく、終始元気いっぱいにプレーしてくださいました。会場には笑顔と大きな声があふれ、活気ある雰囲気の中でセッションが進みました。
セッション中には、岸岡選手から「今、何を意識する?」という問いかけがありました。参加者の皆さんからは、「ハンズアップで的を作ること」「投げた後のフォロースルー」といった声が上がり、自分たちの言葉で学びを振り返る姿が見られました。岸岡式メソッドの特徴である「問いかけ」を通した指導により、答えを教わるのではなく、自ら考えながら理解を深めていく様子が印象的でした。
学年や経験の違いを越えて声を掛け合い、互いに刺激を受けながら挑戦する姿が多く見られた1日目。今年から始まった2部隊同時開催のスタートにふさわしい、熱気と笑顔あふれる沖縄開催となりました。
2日目は、「ひらめき☆フィールドワーク」と題し、ラグビー未経験者を対象とした親子ラグビー体験会を実施しました。今回は、沖縄県ラグビーフットボール協会の後援に加え、名護市および名護市教育委員会にも後援いただき、地域の皆さまのご協力のもと開催することができました。
「ラグビー教室なのに、ラグビーをしない。」そんな新しい発想から生まれた今回のプログラム。ラグビーの技術を教えることを目的とするのではなく、まずはラグビーボールに触れ、親子で身体を動かしながらラグビーの楽しさや魅力を知ってもらうことを目的に実施しました。
2日目も沖縄らしい厳しい暑さの中での開催となりましたが、こまめな水分補給や休憩を取り入れながら、参加者の皆さんと安全にセッションを進めることができました。親子で協力しながら笑顔で取り組む姿が多く見られ、会場は終始温かい雰囲気に包まれていました。
そして今回の体験会に参加された方の中から、1名がラグビースクールへ入会してくださいました。セッションの最後には、岸岡選手と「またいつか、グラウンドで会おう」と約束を交わし、笑顔で熱い握手を交わす姿が見られました。ラグビーとの新たな出会いが生まれた、岸岡式ラグビー教室にとっても大変嬉しい瞬間となりました。
岸岡式ラグビー教室では、これまでの5年間は主に経験者を対象としたラグビー教室を開催してきました。今年からは、こうした未経験者向けの取り組みにも挑戦し、ラグビーとの新たな出会いを生み出す機会を広げています。
文:平石 麗(学生インターン)
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